2022年7月24日
初優勝のインタビューにて。
「とてもうれしいです。もう1番取れるように、心の準備はしてました。決まってくれてよかったです」会場は時折笑いが起こるほど、和やかだった。
そんなときだ…
「ゼロからやるだけなんで、変なこと考えずに頑張ります」
聴衆(変な事ってなんやねん!?)
逸ノ城関の優勝インタビューは、彼の魅力が存分に詰まっていた。

◆逸ノ城 駿(いちのじょう・たかし) 本名アルタンホヤグ・イチンノロブ。1993年4月7日、モンゴル・アルハンガイ出身。10年4月、鳥取城北高に相撲留学。同校卒業後の13年9月に実業団横綱となり幕下付け出しの資格を得る。同年11月に湊部屋に入門、新弟子検査を受検。逸ノ城のしこ名は、本名の“イチ”ンノロブに逸材の「逸」をかけ、母校の鳥取“城”北から「城」を取った。14年1月、幕下15枚目格付け出しで初土俵。得意は右四つ、寄り。192センチ、211キロ。愛称はイチコ。
引用:ヤフーニュースより
目をつむって、想像してください。
今、あなたは、直径4.55メートルの円の中にいます。
目の前には200kgを超える巨人が前傾姿勢をとり、今にも襲い掛かってこようとしています。
しかし、逃げることは許されません。
円から飛び出れば、恐ろしいことが待っています。
「おしおきだべ~」と囁かれ、爆発するかも。
逃げ出したい…しかし、男には戦わねばならないときがあります。
昨今は草食系男子がブームだそうですが、男というのは女性を守る力強さも必要ではないのでしょうか?
そんな状況で、自らを奮い立たせて、巨人に立ち向かうのが、
「力士」なのです!!!

【今回のお題は、日本の国技「相撲」です!】
なんの話かな、と思った方、すみません(笑)
そして、「相撲」か、よくわからないや、と言って、ページを閉じようとした方、ちょっと待ってください…!(ジャパネットタカタさんの声で)
この記事は「相撲ってよく知らなかったけど、面白いんだなあ」と思ってもらえるよう書きました!
週刊少年ジャンプでも、「火ノ丸相撲」が連載されたり、
街中では、「スー女」という相撲好き女子が現れたり、
相撲ブーム来てるのかな?と思いきや、ぼくの周囲では、残念ながら相撲はあまり人気がありません…
|
そんな現状が寂しいのです…
1578年、織田信長が安土城にて相撲を観戦したり。
『古事記』に記されている葦原中国平定の件で、相撲の記述があったり。
「伝統古すぎ~」と思えば、プロ野球よりはるか昔から「ビデオ判定」を導入するような革新さも兼ね備える相撲。
今回の記事では、千秋楽を控えた相撲の魅力について、記していこうと思います!最後までお付き合いいただけたら幸いです。
*
いきなり、相撲の魅力を文章で伝えてもわかりづらいと思いますので、まず、写真を使って紹介していきます。
相撲といえば、主役の「力士」を紹介しないと始まりません。
横綱・白鳳など、代表力士ではなく、そのほかの力士を紹介していきます!
ではまず、「たかし」から!!
【200kgオーバーの心優しき怪物・たかし】

ん?たかし!?
誰かと思ったかもしれませんが、
逸ノ城 駿(いちのじょう たかし)
のことです。
冒頭で紹介した優勝インタビューでの愛嬌あるインタビューは逸ノ城関でした。
逸ノ城、と呼ぶより、たかし。と呼ぶ方が親近感を抱きませんか?(笑)
凄い庶民的な名前なんですよ。「たかし~~ごはんやで~」
ああ、たかしでは、少し迫力がでません…笑
やはり、逸ノ城で統一しましょうか。
さて。彼は、平成5年生まれ、ぼくと同い年なので、勝手にマブダチだと思っております。
今回、相撲記事を書こうと思ったのも、今場所の彼が人が変わったように絶好調だからです!
しかし滑舌が悪いので、勝利インタビューでは何を言っているかわかりません(笑)でもいいんです。何を言っているかわからなくてもいいんです。
あの巨体だけで十分魅力的なのですから!

そんなたかし。
高校時代はこんなさわやかな青年だったのですね。

ヨ・コ・ヅ・ナ
まるで、ETのト モ ダ チ のようですね!
それが今や、
身長192.0cm
体重211.0kg (2022年7月・相撲協会HPより)
怪物と呼ばれるほどの巨漢力士になっているわけです!

ビフォーアフターのように、
高校時代と現在の姿をみたら、彼の今日までの歩みがみてとれます。

この勝ち方、どうですか!?
向かってくる力士の力を利用して、下に押し付けるのが彼の必殺技です!
今日もこの技で、つっぱり番長・貴景勝に勝ちました!
しかし、こんなに大きな逸ノ城ですが、人間味あふれるエピソードがあります。
大きな巨漢力士は自分が動ける体重をキープしておかないと、膝を壊したら致命傷になってしまいます。
ですので、「痩せろ」と言われるのですが、逸ノ城は所属部屋の女将さんの目を盗んで、甘いものをこっそり食べたりしているようです。
このエピソード、まさに「あしたのジョー」そっくりですね!
減量に耐えかねて、こっそりうどんを食べた西が、ジョーにぶん殴られるあのシーンです(笑)



あしたのジョー / ちばてつや / 講談社
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こんな巨漢でも、人間的な弱さがあるのですね。だからこそ応援したくなるのです!
【レスリング出身のアクロバティック小兵・宇良】
続いては、ジャイアントキリングの申し子です。
他のスポーツは階級がありますが、相撲にはありません。
だからこそ、どうやっても敵わなそうな小さい力士が、技と俊敏さで大きい力士を倒す姿がかっこいいのです!
人間の可能性・あきらめない心・挑戦する心まで教えてもらえるのも相撲の醍醐味ですね。
そして、そんな小兵が、レスリング出身の宇良です!

空中一回転や超絶受け身技など、見てて飽きない驚異の相撲だと絶賛されています!

しかし残念ながら、現在は怪我の治療中で休場が続いています。
現在の小兵枠は、兵庫県 / 伊勢ヶ濱の「照強」関ですね。
身長169.0cm 体重116.0kg と力士のうちでは最も小さいです。

この「照強」なんと、阪神淡路大震災の当日に、被害のあった淡路島で生まれているのです。小さな体で、大きな力士に立ち向かう姿には勇気をもらえます。
【つっぱることが男のたった一つの勲章・力士】
♪つっぱることが男の たった一つの勲章~
だって、この胸に信じて生きてきた♪
昨年、ドラマ「今日から俺は!!」で、再注目された楽曲「男の勲章」
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この楽曲の通り、つっぱってつっぱりまくっているのが、
元貴乃花親方の愛弟子、貴景勝 光信(たかけいしょう みつのぶ)です!

小柄ながら、とにかく、つっぱりまくります。
公式HPで掲載されていた決まり手の傾向は、
押し出し41%
突き落とし18%
突き出し11%
と、つっぱりまくっています。
「貴景勝は押し技しかない」と批判されることもありますが、いいんです。
彼はまだ若いのですから!
若い頃は、力の限り突進して、いずれ、がっぷり組み合ってからも強い力士になっていくのでしょう。
ちなみに、貴景勝の母・純子さんは、芦屋出身の上品な婦人です。
50歳を超えているとは思えない美貌に、「お母さんの美人っぷりが気になる さすが芦屋」と言ったコメントもありました。(笑)

【スー女の言葉】
さて最後に、相撲好き女子の意見を紹介します!
「ちょんまげ&ふんどしのファッションが斬新!
今の男子でこういう格好をしているヒトっていないですよね?
いたとしてもガリガリだと、まず似合わないし。」
「お相撲さんって、とにかくガンガン食べまくってくれるイメージがあって。イマドキ男子は小食で好き嫌いも激しくて……料理のしがいがないんです」
「ルールがわかりやすいんですよ。相撲は倒されるか土俵の外に出されたら負け。勝敗がすぐわかるから、初心者でも“入門”しやすいんですよ」
【最後に】
さて、みなさま、どうでしたか?
今回の記事を楽しんでいただけましたでしょうか。もちろん、相撲は神事としての性格もあり、格式高い競技です!
しかし、力士一人一人や、相撲の歴史をみていけば、ぼくらも楽しく観戦できる要素はたくさんあります。
まだまだ紹介したい力士やエピソードはあるのですが、今回はここまでにいたします。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!
貴重な時間を使って読んでいただき、誠にありがとうございました!
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